Q&A

Q. 設計についての考えを教えてください。

A. 設計とは、多角的視点から検討を行い希望されるプラン・デザイン・空間を実現するためにあらゆる手を尽くすものだと考えています。「より良い建築を提供し、個人様や社会に寄与したい」という気持ちを原動力に依頼者様の期待に応えるモノづくりができるよう、下記の5点を基本として取り組んでいます。

  1. 成功に向かうための「対話」
    依頼者様が本当に求めるものは何か。事業の成功が本来の目的であり、建物づくりはその役割のひとつです。実現したい事に優先順位を付けながら、課題をクリアするプロセスこそが建物づくりでの重要なポイントと考えてます。そのために、私どもは「対話」を何よりも大切にしています。
  2. その土地を読む
    風の向き、敷地の形状、隣地や街との関係など、敷地の条件はどれ一つ同じことはありません。繊細で多様な視点から、その土地の持つ特性を分析し、建物を計画します。
  3. 常に新たな気持ちで
    思い込みを捨てて、真っさらな気持ちで物事に取り組みたいと考えています。
  4. 性能とコストのバランス
    心に豊かさを与えるような建物の意匠性はもちろん、耐震性、省エネ性、バリアフリー性、メンテナンス性等の機能性を、事業予算を意識して総合的に検討し、イニシャルとランニングのトータルコストの低減を図る提案をしたいと思います。
  5. 未来を考える
    15年後、30年後には社会の状況は大きく変わっているでしょう。特に事業主様からのご依頼においては、未来への対応を一緒に考えたいと思います。

Q. 設計事務所に依頼するメリットって何ですか?

  1. 依頼主様のニーズやライフスタイルに合わせた、自由でオリジナルなデザインを提供します。
  2. 依頼主様の思いを実現するための提案力と、それを具現化する計画力により、新たな価値を創造します。
  3. 設計監理者と施工者が別の立場なので、利害関係や主従関係がなく、依頼主様の立場に立った提案、適正価格での工事金額の査定、厳正な工事監理が可能です。

Q. 設計の打ち合わせ回数は決まっているのですか?

A. 打ち合わせの回数に決まりはありません。
「この計画案で行きましょう!」となるまで、何度でもお打ち合わせ致します。

Q. 相談するにあたって準備するものはありますか?

A. 土地の資料・写真等があればお持ちください。
既存建物のリフォーム・リノベーションの場合は、既存建物の図面・写真等があればお持ちください。なければ一緒に調べるところからお手伝い致します。最初のご相談から一般的な土地の調査・行政への問合せなどは無料で対応しています。

Q. 施工者の決定方法について教えてください。

A. 施工地域や工事の難易度、計画との相性などを見極めて、候補となる施工業者を選定し、推薦しています。2~3社程度の業者に相見積もりをとることもありますし、信頼のおける1社に単独で発注することもあります。
依頼主様より推薦を頂いた業者を候補に加えることも勿論可能ですが、設計事務所の細やかな仕事に不慣れな業者の場合はトラブルの原因になることもあり、業者の方と面談し、お互いの仕事の理解を深めた上で依頼をしています。
なお、私どもは専業の設計事務所ですので、特定の資本関係にある施工業者はありません。業者選定は完全に中立な立場から行っています。

Q. 設計料の目安を教えてください

A. 設計料は建物の用途規模によりそれぞれ異なり、予定工事価格から算出します。工事代金の4~13%前後が目安ですが、昨今の大きな工事金額の変動で一概に提示ができなくなっています。

Q. 設計料をお支払いいただく時期について教えてください

A. お打ち合わせによりますが、設計監理契約時、基本設計完了時、実施設計完了時、着工時、竣工時など数回に分けてお支払いいただいています。

Q. 建築費予算の考え方を教えてください。

A. ご予算に応じてご提案致します。
但し、少しでも多くの要望を取り入れた設計にしたいと思っていますので、施工会社の見積もりを徴収しますと、1回目の見積もりで予定価格内に収まらない事も少なくありません。優先順位を考えて余計なものはそぎ落とし、本当に必要なもの、不要なものを見極め、依頼主様と協議しながら予算内に収まるように変更を進めていきます。

Q. 設計期間について教えてください。

A. 依頼者様と設計事務所が協同しながら、一つ一つ思いを積み上げていき、また御予算の中で計画を進めていく必要があり、優先順位を決めるなど整理する時間が必要です。
住宅新築の場合で、初回のご相談から完成まで10か月~、改築(リフォーム・リノベーション)の場合で、初回のご相談から完成まで7か月~です。
その他施設の場合は初回から完成までは数年から~とお考え下さい。

Q. 遠方での設計依頼は可能ですか?

A. 可能です。
お気軽にご相談ください。

Q. 補助金の申請や書類作成の依頼は可能ですか?

A. 可能です。
ただし、設計をご依頼いただいた依頼者様に限ります。行政折衝での立会など、依頼者様の不慣れな部分をサポートいたします。

相談方法について

お問い合わせフォーム:https://may-kenchiku.jpn.org/reception/contact/ または 
お電話:06-6292-8815 
等でお問い合わせいただければ、時間の許す限り対応致します。
※受付時間は平日10時から18時です。

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