私たちは、介護を主体とする特養から、
サービス付き高齢者住宅、老人用グループホーム、デイサービス、クリニックや
障がい者グループホーム、就労支援施設、保育園
等の設計を手掛けてまいりました。
福祉施設は利用者にとって家庭以外で人とのふれあいや、食事などの様々な経験をしながら過ごす場所です。家庭とは違う、新たな生活の根幹となる大切な場所です。施設としての効率性だけでなく「人が過ごす場所」としてあたたかく、肌触りのいい空間を提案いたします。
多様なニーズが求められる中、これからの施設づくりは入居者や利用者、そして、担い手になるスタッフにとっても「質」の追求が重要になります。
私たちは、福祉施設以外にもクリニックや店舗など様々な用途の設計を行う上で、医療との連携や明るく楽しいデザインを心がけています。
依頼者様の施設建築を有益に、且つ利用者・スタッフの皆様にとっても利用しやすくワクワクするような空間を造るお手伝いができれば幸いです。
福祉施設の目的は、利用者である高齢者、障がい者の方々が安心して過ごせる環境づくりをすることだと考えています。「誰のための施設なのか」を一番に、職員やご家族、地域の方々も心地よく利用できる施設を作ることを心がけています。
福祉施設の設計において、ソフト面とハード面が一つの方向を向いていてコンセプトを揚げていることが大切です。平面計画やデザイン、素材の選定や色彩計画など、あらゆる要素が一つの方向性をもって提案する事が大切であると考えています。
設計においてはとことん話し合いからスタートします。使い勝手や将来性、経済性を踏まえ提案を行いたいと思います。
福祉施設の設計は、利用者の方々の目線に立ち、生活スタイルを想い、利用者にとっての快適な環境を考え、施設のコンセプトに適したしつらえを施すことが大切です。
リビングやダイニングは人が集まる最も重要な場所です。そのためプライベート空間である個室はもちろん、日当たりや眺望が良い位置に配置することで施設全体が明るく居心地の良い物になると考えています。また、浴室やトイレなどの水回りも明るく清潔感のあるものにし、快適に利用できることが重要です。
普段の生活とは別に利用者が集う空間 (例えば、外部の憩いの場、たまり場など) を作ることで楽しみが生まれます。コミュニケーションが取れる環境を設けることで、利用者同士の会話が増え、仲間意識や助け合いの気持ちが強くなり、毎日を充実したものになると考えています。
利用者の住居スペースにはできる限り木質材料を使用したいと思います。木材は心地よい空間を作り出します。
地域の方々が気軽に来館できる仕組みを施設内に取り入れ、幅広い世代との交流が生まれることで、いつもの生活がより充実したものになります。
福祉施設は地域との隔たりを持たず、ともに歩んで行く事が大切です。地域の様々な方との積極的なコミュニケーションが、利用者の介護予防につながると考えています。
設計をご依頼いただいた依頼者様に限り行政折衝での立会など、依頼者様の不慣れな部分をサポートいたします。
保育所や地域の子供たちが気軽に入館できる仕組みを施設内に作ることで、子供たちとの交流が生まれます。
障がい者施設と聞いても実際どんな場所かわからない、という人は多いのではないでしょうか。見えない、わからないことが間違った偏見となり、地域とのつながりを希薄にします。地域から独立しがちな施設ですが、地域に開いていくことで障がい者やその活動に対する理解が深まります。健常者も障がい者も隔たりのない社会を目指します。
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