サービスの流れ

お客様のご要望をお聞かせください。
土地の取得・設計に掛かる費用・設計や工事の期間・仕事の流れなどわからない事があるかと思います。できる限り詳しくご説明させて頂きます。

敷地が既に決まっている方は、資料を見せてください。これまでに設計した建物の写真などを実際に見て頂きながらご説明を行います。まずはどんな内容でもお気軽にご相談ください。

まずは、現在の敷地の状態や周囲の環境を調査します。
敷地には法律によって様々なルールが設けられています。ご希望の建物を作るための関連法規・規制を調べます。敷地の条件をお調べし、実際に現地へ出向き、その場所に相応しい建物の提案をさせて頂きます。

また、必要に応じて敷地測量・地盤調査などの手配も、お手伝いさせて頂きます。

建物のイメージがわかるスケッチなどでご提案させて頂きます。
そして次の提案へ向けて、改めてご要望をお伺い致します。お客様のイメージを双方で確認し合えた上で、設計監理の契約を取り交わせて頂くことになります。

設計料につきましては、建築士事務所協会「建築士事務の業務報酬算定指針」による設計料算出方法を採用しています。これは建物の床面積・用途に応じて設計料を算出するものです。規模の大小・建物の工事予算に関わらずお気軽にご相談ください。設計期間については、設計から役所申請・工事業者見積りまでを含めて必要と思われる設計期間を提示させて頂くようにしています。

設計料は規模、そして用途によって変わりますが、「建築士事務の業務報酬算定指針」による設計料を％に置き換えた場合、住宅で総工費の10％～15％をご想定下さい。

これまでにまとめたお客様のイメージを図面化する初期設計作業です。
この段階で、構造の初期提案を行い、お客様の要望に応じて設備仕様の確認を行い、また法規的な役所事前打ち合わせも行います。構造・設備設計を進め、また建物の外壁や内部の仕上げ、外構の各種材料など、建物に用いる仕上げ材の確認を行い、お客様と共に検討した上で方針決定していきます。

次の実施設計をスムーズに進めるため、かつ後になって変更が発生し、実施設計が振り出しに戻ることがないようにするための確認作業です。非常に重要な期間となりますので慎重に打ち合わせを行わせて頂きます。

基本設計で行った作業をもとに、実施設計図面の作成を開始します。
施工会社はこの実施設計図面を元に見積を行い、この図書に基づいて建物を作るため、すべての情報が盛り込まれている必要があります。

その為、意匠図・構造図・設備図など、縮尺の大きな図面で作成し、細かい部分まで確認を行い図面作成を行っていきます。その他にも天井の図面やすべての部屋を四方展開した図面、建具や家具などの図面を作成します。

確認申請や許可申請、条例に合わせ各申請を行います。
許可申請や開発申請など特殊な申請が必要になる場合には、申請の為の手数料や申請図書作成費などの別途費用が発生することがございますが、これらは敷地調査を行い、法規関連のチェックを行った段階で予めご説明させて頂くように致します。

作成した図面を元に施工会社へ見積作成依頼を行います。
お客様がご希望する施工会社が特にない場合、数社に見積を依頼し、金額・期間・図面の理解度などを総合的に判断し、お客様へ業者選定のためのアドバイスをさせて頂きます。
施工会社から提出された見積り額がお客様の予算に合わない場合、設計変更や各種調整を行います。施工会社が決定した後、工事契約をお客様と施工会社の間で結んで頂きます。

工事の進行を監理致します。
図面の通りに作っているか、工程の管理に遅れは出ていないか、安全に的確な現場運営を行っているか、全てにおいてチェックします。建物が出来上がった後、図面の通りにできているか、仕上にミスはないか、清掃がきっちりとなされているか改めて検査を行い、そのあとお客様に検査して頂きます。また、役所の完了検査・消防検査などの行政検査も同じ時期に行います。

全ての工事・検査が終わりましたら、ようやくお客様に引き渡しです。鍵の受け渡し、設備機器の取り扱い、保証期間など、建物をお使い頂くために必要な説明をさせて頂きます。建物が完成した後においてもお気づきの点等ございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。